日土経済関係
- yapicim
- 2023年2月8日
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更新日:2023年2月22日
日土経済関係
2022 年 の貿易統計では、トルコ側の日本からの輸入額は 37.4 億ドルであるのに対し、輸出額は6.64億ドルにとどまっている。
トルコは日本へ主に食品と鉱物を輸出しています。 日本の企業内貿易のおかげで、トルコの自動車部品と食品産業の輸出は増加しています。具体的にはマグロ、サーモン、パスタ、チョコレート等のお菓子類、トマト缶、オリーブオイル、ドライフルーツなどがあります。また、近年の輸入解禁により、鶏肉とかんきつ類の輸出は増加しています。
日本はトルコへ主に自動車と機械を輸出しています。 日本がトルコで大きなプロジェクトを実施すると、日本からの輸入の増加が見られます。輸入の大きな割合を、トルコから第三国へ自動車や空調設備などを輸出している日系企業が占めています。
トルコへの日本の投資は毎年増えています。その額は、259社で33億ドルになります(トヨタ、三菱電機、ブリヂストン、日清製粉等。 トルコ市場だけでなくヨーロッパを含めた周辺国の市場も視野に入れ、トルコに投資をしています。
日本とトルコ間では、1993年に投資を保護する協定が結ばれています。
日土EPA交渉は2014年に始まりました。2019年10月の頭には第17回交渉会合が行われました。交渉は最終段階にきていますが、まだ課題が残っています。コロナの影響により、交渉の使節団が派遣されませんでした。今年、両国の大臣会談など重要な会議があれば、残った課題をクリア出来る事が期待されています。